東京都心 お花見シーズンに桜が…ない!

ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 動画紹介ブログ いろいろな動画へ にほんブログ村 動画紹介ブログへ

東京都心 お花見シーズンに桜が…ない!

東京都心は平年なら今がちょうど桜の見頃の時期ですが、2018年シーズンはすっかり散ってしまいました。お花見のイベントを企画していた人たちが今、対応に迫られています。

 日本の春の風物詩といえば「満開の桜」──。毎年この時期になると、都内各地の桜の名所は多くの花見客でにぎわいを見せます。ところが今年は4月に入ったばかりで既に都心部のほとんどで桜の見頃は過ぎ、花は散り、葉桜となってしまっています。東京・千代田区の千鳥ケ淵で開催中の「千代田のさくらまつり」は、ライトアップやボートの夜間営業を予定より4日早く、4月4日で終了することを決めました。花見に訪れた客は「桜を見て、ランチができたらと思ってやって来たが、ちょっと残念」「桜はもうないですね。満開の雰囲気を、きれいだろうなと想像して楽しんだ」などと話していました。

 東京都内各地で花見シーズンが終わりを迎える中、既に桜の木々に緑の葉が生い茂る豊島区のサンシャインシティは、以前から計画していた「お花見フェア」を4月4日から予定通り開催します。「葉桜というより、もう葉っぱですが、想定内?」と尋ねると「想定内です」と話すのは、自信満々の企画担当者です。イベント前に桜が散ってしまうことも想定済みで、チューリップなど数十種類の春の花々を植え、園内を春の雰囲気いっぱいにしました。さらに、お菓子やおつまみのつかみ取りなど、桜なしでも楽しめる企画で勝負します。そのかいあってか、初日のお客さんの入りは上々で、訪れた人は「桜は散っているが、他にもたくさん花が咲いているし、天気もよく暖かいので楽しんでいる」「お花がちょっとレジャーシートに落ちているのを見て、お弁当を食べるのが楽しい」などと話していました。

 今年は、新緑の桜の木の下、他の春の花々でお花見を楽しむのもいいかもしれません。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする